勉強する以前の問題・意欲付け
子どもが勉強に取り掛かろうとしない
子どもが勉強に取り掛かろうとしないのは、それなりの理由がありそうです。
たとえば、面倒くさかったり、疲れていたり、他のことに意識がいっていたりなどです。
そんなときは、お母さんなど保護者が最初の取り掛かりだけ子どもと一緒にやってリードしてあげましょう。そしてその結果、できたことをしっかり褒めてあげることが大事です。

何かに取り掛かるまでの初動には、それなりのきっかけやエネルギーが大人でも必要な場合もあります。大人の場合はそれをしないと、生活に直結するとか、次に進めないことが分かっていることが多いので、適切なタイミングで遣ってしまうことが多いのではないでしょうか。
子どもは、普段は自由でそれをしなくても何の影響も無いと思っているので、動機付けが必要になってきます。それは、子どもの将来像やそれに対する現在の課題や立ち位置を、時にはお子さんとまじめに話し合うことも必要だと思います。
子どもがゲームばかりしている
子どもがゲームをすること自体は悪いことではありません。ただ、勉強やお手伝いなどしなければならないことまで放置して、長時間させるのは問題です。子どもの成長期のゲームのし過ぎは、脳の前頭前野の発達に影響を及ぼすと言われています。

一つの方法として、ゲームをすることは勉強やお手伝いのご褒美として、1時間とか時間を決めてするように約束させましょう。
子どもの個性、運動神経ならぬ勉強神経
子どもの個性は生まれつきの場合もあれば生後現れるものもあるでしょう。
足のはやい子とそうでない子、おしゃべりな子とおとなしい子、短気な子と気長な子、など違いや程度は千差万別です。
苦手や不得手のものがあったとしても親のサポートと本人自身の努力によって、苦手意識がなくなって変わっていくことも多くあります。変わる速さもまた個人差があるようです。
生まれつき運動神経の発達した子どもは駆けっこが速かったり逆上がりも容易に覚えてしまいます。普通の子どもは練習を一杯重ね、次第に要領をつかむことで段々と速く走ったり逆上がりができるようになります。

勉強についても同じようなことが言えそうです。
運動神経と同じように勉強神経みたいな回路があり、科目によっては他の子どもより優れたものを持っているかもしれません。
苦手な科目は一生懸命努力を重ねて理解をし、覚えていかなければならないわけです。特に幼少期の勉強は、それ以降の生活や考え方に影響するものが多いからです。幼少期の勉強には親のサポートが必要です。できるだけサポートする時間をとってほしいと思います。
親のサポートが必要な時に親は忙しそう
勉強を子どもの自主性に任せておいてよくできるようになれば大したものです。
しかし子どもは内容が分からなくなると飽きたり放置したりして、学校の勉強についていけなくなることもあります。
そういう時、親が普段から子どもに声かけをしていれば状況が見えたりして、何とかサポートをしていくでしょう。
しかし親がいつも忙しそうにしていて会話が少ない状況だと、子どもは気がねして親に話しかけるのをためらってしまい益々分からなくなり学校がおもしろくなくなります。

朝起きるのが遅くなったり学校に行かなくなるような現象が起こる前に気づくことが必要です。
親がいくら忙しい状況であっても、普段に子どもへの声掛けはしてほしいものです。
親は、子どものために懸命に働くのが普通ですが、子どものためには懸命なサポートが必要な時期があることを知ってほしいと思います。
両親の不仲は子どもに悪影響
家庭の中で両親が言い争ったりするなど、両親が不仲だと子どもはそれが気になってしまって勉強に集中できないばかりか、親に気軽に相談する機会を失してしまうでしょう。
両親の不仲の原因は自分にあるのではないかとさえ思う子どももいます。その結果、勉強に遅れを生じるなど学校も面白くなくなるかもしれません。
子どもにとって充実した学校生活を送るためには、家庭が円満で気軽に話ができ、自分に親が関心を寄せてくれているという思いが必要です。

いろんな事情や理由があって、時には親同士の言い争いに発展することがあると思いますが、子どもの前では冷静な行動をとってほしいものです。
ましてや離婚問題になり子どもが巻き込まれることがあっては、子どもはどうしていいか分からず悲しい思いをさせるだけです。
親の事情は小さい子どもには分からないことが多いわけですから、親のトラブルは子どもの人生に大きな影響を与えることを知ってほしいと思います。
勉強の中身で止まっている
ひらがなをなかなか覚えられない
ひらがなは、お母さんお父さんと一緒に過ごす中で親にリードされながら、早い子どもは1歳過ぎたころから、多くは2歳前後から少しづつ興味を持ちはじめます。
ひらがなはできれば小学校入学前までには覚えるようにしたいものです。入学直後に他の新入生のお友達がひらがなをすらすら読んでいる姿をみて衝撃を受けないためにも必要かもしれません。
しかし、お母さんがリードしてもなかなか興味を示さず覚えようとしない子どももいます。そんな時は、あまり無理せず絵本などの読み聞かせをしながら、穏やかな時間を子どもと一緒に過ごすことで子どもの反応をみていきましょう。

ノートを準備して、子どもが一番ひかれるもの、興味を持つお話をしてあげながら、登場する人物や物の名前をそのノートにできるだけ大きく書いてあげましょう。小さい字は子どもにとってみな同じように見えているかもしれないのです。
覚えがなかなか進まない子どもでも、何度もノートに書いて示すことで違いが少しづつ分かるようになっていくでしょう。
かけ算で止まっている
かけ算の覚え方はいろいろあるようですが、まず子どもにその仕組みと意味をしっかり理解をさなければなりません。
理解ができたらあとはひたすら暗記するように仕向けて実行させていくだけです。
暗記の仕方は、九九の表を見ながら声に出して、リズムや歌にのって、タブレットを利用して、などありますが、子どもによって効果のある方法は若干違うかもしれません。

一番目につきやすいところに九九の表を貼っておいて、いつでも見て発声できる環境を作りましょう。机の前や壁に貼っておいて、毎日声を出して一段づつ発声させましょう。
特に効果があるのはお風呂に濡れても大丈夫な九九表を貼っておいて、お風呂に入って出る前に、決まった段数を発声させ、終わってからあがるようにすると効果があるようです。